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熊本地震の被災者の皆様へ、活断層付近の皆様へ

皆さまご存知の通り、
4月14日の震度7の巨大余震に続き、16日に本震となるマグニチュード7.3の大きな地震が
熊本県益城町を中心に襲い、少なくとも41名の死者を出しました。

3.11(東日本大震災)に近い衝撃を受けました。

遠くにいて仕事を持っている私には何もできないですが、
同じ民族としてとても心苦しく思います。

早速、少額ながら複数の窓口に寄付をしました。
最も信頼できると思われる赤十字の窓口を貼っておきます。

赤十字 平成28年熊本地震災害義援金

他地域の非被災者の皆様もまずは金銭的支援しましょう。

もちろん東日本大震災の時にボランティア活動をした経験を活かしてお手伝いに行きたいとは思いますが、
今は動けませんので受け入れ態勢が整うまで待つしかないでしょう。

ボランティアプラットホーム

また、そもそも東京からは4万円ほどと交通費がかなりかかるので、わざわざ行くぐらいなら丸々寄付したほうがいいかもしれません。


負けるな くまもと!

と、ここで筆を置く気は、私にはないのです。

今回のような直下型の地震は今後も必ず地球のどこかで起きます。
これは地球が生きていてマントル対流があり、動く地殻の上に住まわせてもらっている以上、
我々に必ずついて回るリスクです。
新期造山帯に含まれ、ユーラシアプレート、フィリピン海プレートなどの複数のプレートのいわゆる狭まる境界上にある日本のような弧状列島では特に危険になります。

今回もやはり、悲劇は古い木造の家屋一階(被害者の多くが年配の方でした)、もしくはあの学生アパートなどのように耐震性に乏しい家屋に集中しています。
ここから、阪神大震災の時と同じシンプルな教訓が得られると思います。
link

「(日本などでは)耐震性の高い家屋に住むべきである。」
愛媛県など今回の震源から北東方向の中央構造線の活断層付近に住まわれている方々には特に、
そうでなくとも、広く地球に住む全人類に対し、経済的な無理は承知でも強く言いたい。

是非、是非、震度7に耐えられる安全な家屋に住んでください!!

私が仕事に関しても、このサイトに関しても、いつでも心にあるのは
未来の「命」を最優先に考えることです。

賃貸なら毎月プラス1万円くらい出せば、小さくても安全なところが借りられるでしょう。
持ち家なら耐震補強材の導入で、少しまとまった金と引き換えに安心を得られます。
木造家屋は耐久性が低く、新しくても施工する業者の技量に左右されがちであったり、どうしても貧弱です。
RC(鉄筋コンクリート以上、できればSRC鉄骨鉄筋コンクリート)造りの2階以上の部屋に越しましょう。

地質学研究、耐震建築の技術も進み、震災はかなりの部分、予防できる災害になった思います。
今後、少しでもいわゆる減災が達成され、多くの命が護られることを祈っています。